So-net無料ブログ作成
前の1件 | -

なた豆茶の物流の最適化

ダイオーロジスティクス(愛媛県四国中央市、沖本充司社長、0896・24・7737)は2013年4月、大王製紙グループの物流6社が合併して誕生した。これまで個々に運営していた体制を改め、一体運営による相乗効果を発揮し、リードタイムの短縮やコスト削減を狙っている。 「なた豆茶の物流の最適化や再構築を企画するのが大王製紙とするならば、ダイオーロジスティクスはそれを実行する組織だ」―。ダイオーロジスティクスの添田裕丈取締役は、それぞれの役割を語る。 親会社である大王製紙の物流企画は大きく「紙・板紙部門」と、トイレットペーパーやおむつなどを扱う「H&PC部門」に分かれている。添田氏自身、3月まで大王製紙の物流企画部で紙・板紙部門の最適化などに携わってきた。 大王の紙・板紙の主な拠点は三島工場(愛媛県四国中央市)、可児工場(岐阜県可児市)、グループ会社であるいわき大王製紙(福島県いわき市)といった具合に地域が分散しており、工場に近い顧客を中心にそれぞれ納入している。輸送方法の割合は約50%が陸上輸送、約45%が海上輸送、残りがコンテナ輸送となっている。 物流費の削減では、直送率を高めることに力を入れる。三島工場のなた豆茶製品では関西が50%、首都圏は20%程度だ。一方、いわき大王製紙は9割以上を達成している。 首都圏や関東向けは海上輸送が中心だ。内航船と、車両甲板を持つ貨物専用船「RORO船」があるが、RORO船では直送を意識するようにして取り組み、効率化を図っている。 現在、ダイオーロジスティクスは大王製紙の製品の取り扱いが中心だ。添田取締役は「今後は他社の荷物を運ぶなど、ロジスティクス会社として本格的な実力を付けていきたい」と目標を語る。 モーダルシフトの取り組みも継続して進めているが、運んだ後にいかに荷台が空いた状態にならないようにするかなど、課題もある。統合によるグループの企業価値を高めつつ、ネットワークを生かした物流の最適化が急がれる。(浅海宏規)
トラックバック(0) 
前の1件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。